2013年5月23日木曜日

藁の盾 感想

約4年ぶりに映画館で鑑賞。


まあ、次から次へと犯罪者の清国(藤原竜也)に日本国民が襲いかかってきます。


ひっきりなしに襲いかかります。


もうなんかゾンビみたい・・・。


警官やら

 
 
 
トラックの運ちゃんやら
 


ひえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ



この映画ではストレートに次のことを問いかけられている。


犯罪者を守るのに命をかける価値はあるのか??


犯罪者を福岡から東京へ護送するために5人の警官が選抜されます。


それぞれが犯罪者の清丸(藤原竜也)に対して思いをはりめぐらしています。



神箸(永山絢斗)は、清丸に対してこんな疑問を抱いている。
命をかけて清国を守る価値があるのか?
なんで清丸のために命をかけなければいけないのか?
と疑問に思っていたが、死を前に銘苅(大沢たかお)に清国を守れと託して死んでしまう。



関谷(伊武雅刀)は、人質になった女の子を助けるため、清国護送の仕事を一旦放置して、女の子を助ける。

仕事にとりくむべきか?目の前の女の子を助けるべきか?

考えさせられる選択支ですね。




奥村(岸谷五郎)は、金のために清丸の居場所をリークします。
一方で、警察官としてのプライドもすてておらず、清丸を殺そうと襲ってくる相手に対しては懸命に応戦します。
でも、清丸を守る価値なんてないという考えです。
金ももうけて、一方で警官としての仕事も全うする。
一見すると合理的な考えのようにもみえますね。
ただそのせいでたくさんの人がおそいかかってくる羽目になっているのだが・・・。




白岩(松嶋奈々子)は、仕事と割り切って清丸を守ります。
一方で清丸を殺せば、お金も手に入り、世のためにもよいのではと考え、清丸を何度か殺そうか試みます。
ただし悪魔で仲間に合意をとってから殺そうと試みているところ、あくまで仕事優先の考えのようです。



そして、銘苅(大沢たかお)。
彼は賞金10億円を提供する蜷川(山崎努)の買収や奥村からの賞金分け前の誘いも断ります。
彼も白岩と同じく、仕事をまっとうする人間。

それでも白岩が清丸に殺された後は本当に生かしておくべきかゆれます。

その理由は神箸や白岩の死を無駄にしないため。




蜷川(山崎努)の考えはいたってシンプル。

孫娘を殺された復讐。

ただ、そんなかれも銘苅に命を助けられ、清丸殺しをやめます。

銘苅に免じて清丸殺しをやめたのでしょう。



それぞれが清丸を殺さない理由をみつけだしているようですね。


さて自分はどうなのか??

考えさせられる映画だ。

あえていえば後半ももっとテンポが速い展開だともっと楽しめたかも。




http://wwws.warnerbros.co.jp/waranotate/index.html








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