2010年8月16日月曜日

クラウドコンピューティングの幻想その1

クラウドについて勉強するため数冊本を購入。そのうちの1つが

「クラウドコンピューティングの幻想」(エリック・松永著)

どっちかというとクラウドのデメリットだったりする部分を解説している

本がほしかったので他のクラウド本とはちょっと違う視点から書かれている

のがおもしろい。



というわけで

1章の内容をざくっとまとめてみました。



・クラウドコンピューティングにより企業に何らかのパラダイムシフトはおこるのか?

 →No  

  企業というよりはクラウドコンピューティングの利用により

  サービスを受ける側(一般ユーザー含む)がサービス内容

  や品質がどれだけよいものを提供できるかが大事。



・クラウドコンピューティングは以下の4つから構成されるものとする

   ・提供されるサービス

   ・サービスを享受する端末

   ・端末まで情報を伝えるネットワーク

   ・サービスを実現するためのコンピュータシステム



※仮想化技術を指すわけではない。

  

・サービス受益者には利益あり。

コンピュータシステムをクラウドコンピューティングに委託することで

管理が不要になる。(外部に委託)人的リソースに余裕ができる。

  

・クラウドコンピューティングの関連企業を分類

 ・自社サービス(Google,Amazon)

・ベンダー企業(オラクル、HP)

 ・メーカー企業(panasonic)

 ・通信キャリア(KDDI)

 ・その他クラウドでサービス提供している企業(任天堂、ディズニー)



・クラウドがしらけムードな理由

パッケージソフトウェアと同様の捕らえ方をしている。

パッケージソフトウェアの安易な導入で失敗する過去あり

→クラウドも同じでは??

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